槍ケ岳2泊3日 槍沢ルート 悪天候の中、槍の穂先に挑戦

山のぼり

赤岳の練習から半月後。8月下旬に槍ヶ岳にチャレンジしてきた。
数日前から天候が良くない情報がでており、どうするか悩んだが現地まで行って考えることにした。
赤岳の時と同じメンバーで3人パーティーで挑戦した。

行程


1日目
沢渡駐車場に集合。マイカー規制のため、上高地行きのバスに乗る。
上高地から明神、徳沢、横尾を経由して、槍沢ロッジへ。

2日目
槍沢ロッジから槍沢ルートでババ平、坊主岩小屋に行き、槍ヶ岳山荘へ。天候次第では槍ヶ岳の穂先も行く。

3日目
槍ケ岳山荘から天候次第では槍ヶ岳の穂先へ。
その後、ピストンで上高地まで戻る

槍ケ岳初登山の人に多いルートで、無理の無いように2泊3日で予定を組んだ。
また、2泊とも山小屋に泊まるようにし、装備の軽量化、水の補給もしやすいようにした。

1日目

朝の沢渡駐車場。天気は雨予報のためか駐車場はまばらだった。

上高地バスターミナルのバス乗り場あたり

上高地。川の水は濁っていて本来の景勝地の姿とはだいぶ違っているようだった。(初めて来たけど多分)

雨は本降りでもなかったので傘をさしたりささなかったりで取り合えずルートをすすんでいくことにした。

時間に余裕があったので、明神で明神池を見た。このあたりは雨も弱くて道も平たんで問題なかった。
有料エリアは確か500円だが、中はきれいなので立ち寄るのをおすすめする

上高地~明神~徳沢~横尾までは平坦な道ばかりで、スニーカーでトレッキングしている人もいる。特に難所もない。

横尾を超えるとようやく登山道に入ってくる

登山道に入ったものの、登りも殆どなく森林歩きがメイン。

川の近くを歩いたり、また森林歩きをしたりの繰り返しだった。

槍沢ロッジに到着。初日の宿泊地だ。

大部屋を最初予約していたが、個室に空きがでたということで、個室に変えてもらった。
一人用のスペースや大部屋も悪くなさそうに見えた。

取り合えずビール。山小屋に泊まると高いけど飲んでしまう。

晩御飯。
夜になっても人が少ないと思っていたら、雨予報のため半分以上キャンセルになったからと言われた。
槍ケ岳登れないかもなあと弱気になりつつこの日は就寝。

2日目

朝ごはん。夜は個室にしたせいか?かなりしっかり寝れた。
しかし天候が良くなく昨日よりもしっかりめの雨。

ババ平を超えて以降は木々が無くなり、雨ざらしになる。
取り合えず向かってみて無理そうだったら撤退しようと決めた。

完全雨装備で出発する。出発前に3人で記念写真。

結構降ってる。。

槍沢ロッジ以降はまさに槍”沢”ルートだということが良く分るルート。
晴れていたら綺麗だったんだろうなと思いつつ、すすむ。

雨の影響で結構増水していた。

途中雨のせいで渡渉するような場所がいくつもあった。
いくつか渡渉した後、引き返してくる人や撤退する人にも遭遇。慎重に判断しながらすすむ箇所もあった。

ババ平以降は雨が強くなり殆ど写真を取れなかった。
防水装備をしているとはいえ、長時間の雨の中での行動で、靴は両足とも浸水でべちゃべちゃ。手袋が防水でなかったのでかじかんできたり。更に防寒できていたフリースも濡れてしまい、寒くてガタガタなってきた。

ルートを少し変えて殺生小屋で一旦休むことにした。

雨風がしのげた。飯を食べて装備を整えて一呼吸。

その後少し歩いて、槍ヶ岳山荘に到着!

槍ケ岳山荘は設備がしっかりした山小屋でよかった。

山登りにくるとビールばかり飲んでるような気がする

この日の槍ヶ岳の穂先は全く登れるような状態ではなかった。
何度か確認をしに行ったが雨が止む気配もなく、風が強いので危険だった。3日目に良い天気になることを祈り、2日目の穂先チャレンジはやめることにした。

晩御飯。槍ヶ岳山荘でも昨日の槍沢ロッジと同様、キャンセルがかなり多いようで、人は少なかった。
みんなの話題はやはり穂先に登れるかどうか。更には、明日帰れるかどうか。

3日目は2日目ほど強くないものの雨は降り続ける予報だったため、穂先をあきらめて早々に下山を検討している人や、もう1泊槍ヶ岳山荘に泊まることを計画している人もいた。
朝の状況次第で色々なパターンを考え3人で相談しつつ、この日は寝た。

3日目

朝の槍ヶ岳の様子。
早朝に穂先にトライしたパーティがいたが、風が強くて途中で断念し、戻ってきていた。
これは難しいかもしれないと思いつつ、チャンスをうかがう。

3日目は下山も含めると長丁場になる。
穂先は往復1時間程度と考えた時、チャレンジの限界の時間が近づいていた。

少し雨が弱まってきたと思い、穂先の手前まで行ってみることにした。
すると、ちょうど穂先から降りてきたパーティに遭遇。風が強いところもあるが、今ならいけるという話をきいた。
これが心の後押しとなり、チャレンジすることにした。

穂先までの行きは写真が撮れていない。
とる余裕などなかった。
最初の梯子を上る時、ビューっと突風が吹いた(と思う)。梯子にしがみつき3点支持を意識しながらのぼった。

最後の梯子を上り登頂した瞬間喜びがこみあがり叫んだ。
よっしゃー!アドレナリンがめちゃくちゃでた。達成感が今まで登った山で断トツだった。

皆で記念撮影。

穂先からの景色は悪天候で全然見えなかった。
その分、最後の梯子は高度感が減り、怖がらずに行けたのかもしれない。

槍ケ岳山荘に戻ると、他の登山客から褒められたり、頂上の状況など色々聞かれた。
偉業を成し遂げたような感じでちょっと誇らしい気分だった。

その後は一気に下山。2日目で渡渉した場所は水が引き難所も特になく下山することができた。

コースタイム

yamapより転記。

雑感

脱初心者の登竜門?であろう槍ヶ岳を登頂することができた。
達成感がすごいのは悪天候の中、そして脱落パーティも多い中、色々な判断をしつつ3人全員で無事登頂できたからだろう。
今回の経験に慢心せず、引き続き安全な登山を心掛けたい。
登頂やったー!

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